Resemble AIについて
Resemble AIは、目の前の音声、動画、画像が本物かAI生成かを、企業チームがリアルタイムで判定できるAI検知モデルを開発しています。各判定には分析情報と推奨される次の対応が添えられるため、詐欺対策、セキュリティ、トラスト&セーフティの各チームは脅威に迅速に対応できます。
検知を最も必要とする銀行、保険会社、政府機関などの組織の多くは、環境外に持ち出せないデータを扱っているため、Resemble AIを自社環境内で実行したいと考えています。Fortanixは、Resemble AIのモデルを危険にさらすことなく、それを可能にします。
Resemble AIの安全な配布を実現
Fortanix Confidential AIを使えば、企業は自社のインフラ上でResemble AIのAI検知モデルを実行できます。NVIDIA Confidential Computingを基盤とし、ハードウェアで保護されたトラステッド実行環境(TEE)内でモデルを実行するため、モデルと分析対象のメディアは保存時や転送時だけでなく、使用中も保護されます。顧客との通話、会議、本人確認用メディアを環境外に送信することなくリアルタイム検知を行え、ワークロードを完全に管理できます。Resemble AIは、銀行、保険会社、政府機関などの規制対象顧客に自社環境内でサービスを提供しながら、モデルの重みを複製や改ざんから保護できます。
メリット
検知をオンプレミスで実行
Resemble AIの検知を自社データセンターまたは隔離されたクラウド環境で実行できます。Confidential Computingにより、セキュリティ審査を長引かせる実行時の情報漏えいに関する懸念に対応し、検知機能をより早く本番環境に導入できます。
機密データの漏えいを防止
最も機密性の高い通話、会議、本人確認用メディアを、自社インフラ上の保護されたエンクレーブ内で分析できます。検知はリアルタイムで実行され、データは常にお客様の管理下に置かれます。
コンプライアンス要件に対応
導入から推論まで、すべてのAIワークロードを完全に可視化し、管理できます。監査可能な証拠をもって、データ主権とデータ保護に関する要件を満たせます。
Fortanix Confidential AIの仕組み
暗号化とパッケージ化
Resemble AIのモデルの重み、コード、設定は、Fortanix DSM(Data Security Manager)に保管されたエクスポート不可の鍵で暗号化されます。Fortanix DSMはFIPS 140-2レベル3のハードウェアセキュリティモジュールで、オンプレミスとSaaSの両方で利用できます。顧客ごとに専用の鍵が発行されます。暗号化されたモデルは、配布用のConfidential VMイメージにパッケージ化されます。
複合アテステーション
Fortanix CCM(Confidential Computing Manager)はTEEを管理し、アテステーションポリシーを適用します。また、CPUとGPUを含むハードウェアおよびソフトウェア環境が正確であることを検証し、証明書を発行する前に、エンクレーブが正規のものであり、改ざんされていないことを確認します。
鍵の安全なリリース
両方のアテステーション検証に合格した場合に限り、暗号鍵が検証済みのTEEにのみリリースされます。Resemble AIのモデルはエンクレーブ内で復号され、実行されます。管理者、クラウド事業者、特権を持つ内部関係者もモデルの重みにアクセスできません。
継続的な検証
CCMはResemble AIが設定した間隔で環境を再検証します。何らかの変更があった場合、Resemble AIは鍵を失効させることができ、モデルの実行は停止します。Resemble AIの新しいモデルバージョンはすべて、実行前に同じアテステーションと鍵のリリース手順を経ます。

対応ワークロード
- Intel TDXおよびAMD SEV-SNP CPU
- GPU:NVIDIA HopperおよびBlackwell(コンフィデンシャルコンピューティング)
- CPU:Intel TDXおよびAMD SEV-SNP
- 導入環境:オンプレミス、エアギャップ環境、ソブリンAIファクトリー、パブリッククラウド

